月別アーカイブ: 2025年6月

スタッフ募集

結構、再三にわたりブログでスタッフ募集かけてますが、ブログ見て電話しました!ってのは未だかつて一度も無いですねー。 まぁ、自分のお店に魅力がないのが原因なのですが、いつになったらスタッフの事で悩まないでいい経営状態になるのやら、、

いつに無く弱気な発言をしてしまいますが、人との巡り合わせってば、本当に自分の力ではどうしようもない部分が多く、半ば運に全てを握られている感じです。麻雀で役満上がる時のような引きが必要だと思います。

いま、ウチのお店のスタッフの時給は1250円です。この辺の飲食店の中では一番高いと思います。 だが、しかし、時給に見合った仕事が出来る学生にはなかなか出会えないものです。

なので、今回は学生じゃない人を募集します。

勤務時間 : 17時〜ラスト(大体22時半までには.  終わる)

勤務日数 : 週4日以上の勤務

時給 : 1500円

とにかく学生の授業、ゼミ、旅行などの用事でコロコロ予定が変わるのに合わせるのがしんどいので、週4日以上働いてもらうことが前提条件です。 シフトも基本はこちらの都合に合わせていただきます。ただ、もちろん、出来る限りは融通します。

私としては、シングルで子供に手がかからなくなった方とか、接客が好きな方であれば性別年齢はあまり気にしないつもりです。私も50歳ですし。 今のホスピタリティ無い学生にちゃんとホスピタリティある接客を教えていただけるような方なんか超理想的です。

社保加入や扶養範囲内とか諸々の相談は受けますので、もし気になった方いればご一報下さい。 また側にそのような方いらっしゃったら是非ともご紹介下さい。 なにか御礼考えときます。

それでは!

ベトナム旅行 後半の後半



はい。こんにちは。田村です。

引っ張るほどの内容でもないのにハンターハンターみたいに引っ張ってしまっているベトナム旅行の話ですが、今回が正真正銘、最後です。もう少々お付き合い下さい。

3日目!

本来、3日目はお昼にべーさんとランチする以外はフリーの予定でしたが、初日の凡ミスにより3日目にタムちゃんファミリーとの食事会を振替ざるおえなくなり、これにより我々の行動はよりタイトなものとなりました。

前日、なんやかんやでハロン湾観光に疲れきってた上に遅い晩ご飯、加えてデザートを食べ、早々に寝て、早々に起き、朝食ブッフェ、、、いや、全くお腹減ってないのに、食べる私達、、

もはや使命感なのか、本能なのか、もったいないオバケに憑かれていたのか、朝の7時過ぎに腹パンパンってホント旅行の時以外あり得ないですよね笑

8時過ぎにホテルをチェックアウトして、お昼のべーさんとの食事まで街ブラしながらお土産を買おう!っていうか、もうそこぐらいしか時間が取れない!ってなって街ブラへ。

コータローは古着が見たい!みずきちゃんは雑貨が見たい! みんな意見がバラバラなので箕面温泉スパーガーデン的なエリアに徒歩で向かいつつ街を散策していこーぜー!と歩を進めている途中、タムちゃんがコレ美味しい!って何やらご飯の上にチキンや卵の乗ったヤツを薦めてきた、、いいじゃん!いいじゃん!食べよう!お腹パンパンだけど!

うん、美味しい!でも、お腹空いてる時に食べたかったね! そして、我々はまた歩きだす。程なくして、ベトナム料理としても有名なバインミーのお店を指さすタムちゃん。確かに私はベトナムに来る前からバインミーを食べたいと散々言ってきた。が、しかし、お腹がパンパンなんよ! タムちゃん、また後にしよう!と歩みを進める。 するとまたタムちゃんがコレ美味しい!ってドーナツみたいなのを指さす。 私はこれを聞いてないフリをした。言ったよね?もうお腹パンパンなんやって!

しばらくして、みずきちゃんが嬉しそうな顔してドーナツ片手にやってきた。

てめえ!責任もって食べろよ!とりあえず私はドーナツを2個ほどちょうだいした。デザートは別腹だが、もう別腹もパンパンだ。 執拗に我々に食を与えようとするタムちゃんの攻撃を掻い潜りとにかく買い物をしよう!と足早に歩をすすめる私。

今まで、タイ、シンガポール、マレーシアとアジア圏はこの3カ国に行った事がありましたが、雑貨に関してはベトナムが一番可愛く感じました。まぁ、私が行ってたの30年ほど前なので今行けば違うかもですが、とりあえず、各々、自由に買い物をすすめ、べーさんとの待ち合わせ場所の聖ジョセフ大聖堂へと移動。

お腹のパンパン具合からべーさんとの食事は13時ぐらいからでお願いしたいなーって思っていたのに、べーさんが11時半ぐらいには迎えに行きますね!って仰るもんですから、失礼だとは思いながらも、お腹パンパン同好会で食事に参加する事になりました。

べーさんに連れてってもらった飲食店は地元の人しかいないローカルなお店で、べーさんは嬉しそうに何が食べたい?お鍋にする?など、すごい歓迎して下さってたんですよね、、夕方はタムちゃんファミリーとお鍋を食べると聞いてたので鍋の選択肢は外し、後は胃に優しい食べ物でこの場を乗り切るしかない!みずきちゃんとタムちゃんはほぼ食べれないんだから、俺とコータローが失礼のないよう美味しそうに食事をいただくんだ! 男の意地を見せよう!

注文はメニュー見てもベトナム語で何書いてるのかさっぱり分からなかったので、べーさんにお任せし、飲み物はお茶とベトナムでは馴染みのある梅酒?のようなお酒を注文してもらう。

先に飲み物が届くが、なんか量がすごい多い、、お茶もピッチャーみたいなのにたっぷり、お酒も甕みたいなのに入ってるヤツをボールみたいなのに移しかえてたっぷり。

昼間っからお酒あんまり飲みたくなかったから1杯ぐらいお酒で後はお茶って感じが理想だったのに、食事の出だしから不穏だ。

とりあえず酒好きなコータローにお酒の処理はしてもらうとして〜なんて考えてるとお酒を一口飲んだコータローが、うわ!これダメなやつやわ!発言⁈

おいおい!このすごい量のお酒どないすんねん⁈  先付のように出された野菜のスティックも大量、べーさんが頼んでくれた、野菜の炒め物、野菜たっぷり春巻き、手羽先の炒め物みたいなの、、想像以上に野菜づくし、、しかも全部が大量、、ひたすら野菜を食べる私とコータロー。まだコータローはベトナム特有の香草みたいなの好きみたいで良いですが、兎に角、食べ物のあらゆる所で登場するこの香草に嫌気がさしてきていた私にはすでに軽い拷問になってきていました。

仮に私が腹ペコあお虫に転生したとしても食べきれなかったであろう香草野菜地獄、、しかし、食に携わる身として食べ物を残したくない胃袋の隙間に食べ物を詰めこんでゆく私たち。美味しいですか?と聞いてくるべーさんに美味しいです!って答える私はすこし関係が冷めてきた彼女に好き?って聞かれるのと似てるなーなんて事を考えながら罪悪感を募らせていきました。

しかし、半分ぐらい食べたところでお腹パンパンである事を告白。べーさんはもっと色々食べさせたかったようでしたが、一先ず私たちへの暴食の刑は終わりをつげました。いや、しかし、べーさんにもお店の方にも本当に申し訳ない気持ちで一杯になりました。次回ベトナムに行く際はベストコンディションで挑みたいと思います。 お店によるかも知れませんが、ベトナムは一品一品の量が多いです。アジアはそんなもんなのかもですが、今回は完全に認識不足でしたね、、

べーさんとの食事を14時半ぐらいに終え、タムちゃんは一足先に実家の家族の下に帰り19時ぐらいに再度合流する事となり、私、コータロー、みずきちゃんはベトナムの街へと一時放流される事に。ハノイ市内にある電車が突っ切ってくる路地付近でお茶をし、ちょっとだけブラつきましたが19時にはタムちゃんの地元(ハノイ市内から1時間ちょっとの場所)に行かねばならないので観光で足を伸ばす訳にもいかず、じゃあ、逆にタムちゃんの地元をブラブラしてみるか⁈ となり移動を開始。

ベトナムでの移動はタクシーが基本ですが、そのほとんどは市内移動を生業としているのでしょう。タムちゃんの地元の田舎まで行ってくれるタクシーがなかなか捕まらない、、その時、私の脳がある危機を察知していた。タムちゃんの地元に行くタクシーがこんなに捕まらないのに、タムちゃんの地元からこっちに戻ってくるタクシーはさらに捕まらないんじゃないの?

そう、今日の最後の予定は19時の会食のあと、1時20分のフライトに乗るため、またハノイの付近まで帰ってこないといけないのだ。

初日のミスが蘇る、、帰りのフライトに乗れないって事にはならないよね?、、不安だ、、そんな不安の中、タクシーがようやく捕まり移動を開始。 1時間ちょっとタクシーに揺られたどり着いたその場所は、めちゃくちゃ幹線道路の路肩っぽいところ、、えっ?ここ? でもタムちゃんが教えてくれた住所はここで合っているらしい。もちろん私達には全く分からない。

兎にも角にもタクシーを降り、タムちゃんの地元をブラブラするなんて考えが間違えていたと後悔。道路沿いに店がポツポツあるものの、それ以外は畑。そう、街とは呼べない場所、ただの道路に我々は降り立ってしまったのだ。

ポツポツある店の中の人たちが物珍しそうに我々を見ている、、そりゃそうでしょう。こんな場所に観光客が登場する訳もなく、、でっかいリュック背負ってる私とキャリーをコロコロしてる2人。明らかに浮いている。

時間は17時過ぎ、待ち合わせまで時間もたっぷりある、、タムちゃんに連絡しても返事は返ってこないし、、そして何より最悪なことは3人全員が尿意を催してしまっていた事だ。海外におけるトイレ事情は本当に切実だ。私とコータローは最悪の場合、その辺で、、ってのは可能ではあるものの、さすがにみずきちゃんはそうはいかない。さらに、そんな姿を現地の人に見られ日本人への印象を悪くしたくもない。

よし!トイレを探そう!(井之頭五郎風に)

小さな食料品とか置いてる雑貨屋を見つけ入ってみるも、外国人を初めて見るんじゃないかな?って感じの雰囲気、、もちろんアプリでトイレを借りれるか聞くが断られる。仕方ない。私たちは現地の人からしたら不審者だ。 もう本当にその辺でしようかと本気で考えていたその時、何やらファストフードな感じのお店が!!

アイスクリームやドリンクのメニュー、お腹パンパンの我々でも大丈夫!さっさと注文をし、我々は極限の尿意から解放されたのだった。さらには、携帯の充電がギリギリだった私たちの携帯充電もさせてくれた。いやー、このファストフード店、隣の人間国宝さんに是非とも認定してあげてください!

で、そんなこんなで、暫くの間居座らせてもらっていると、やっとこさタムちゃんから連絡があり、無事合流する事ができました。時間が時間だったので待ち合わせのお店でタムちゃんファミリーを待つことに。

えー、大所帯です。お母さん、お姉ちゃん、妹、弟、従姉妹、、まだもう1人妹がいるけど参加出来ずって事でした。お父さんは早々に亡くなられてます。 私も親の立場になっているので少しは分かりますが、女手ひとつで子供5人って、、お母さんの苦労は計り知れないと思いますが、家族みんな、すごい仲が良くて、とても素敵な家族でした。

まぁ、分かってはいたのですが、我々、歓迎されていましたから、さぁ、食べて食べて!な感じな訳なんです。ふふふ、もう昨日の夜からずっとお腹パンパンだなー、、お肉追加する?あー、、はい!お野菜も追加する?あー、、はい! 笑顔は崩すな!パンパンを悟られるな!救いなのはお酒をすすめられなかった事ぐらい。これでお酒飲んでたらマーライオンまっしぐらでした。

お腹の苦しさはさて置き、お母さんとはアプリを通じて、タムちゃんの働いてるとこを動画で見せてあげたり、食べ物の好き嫌いが多いことや、頑固なトコがあったりすること、真面目で頑張り屋であることとかを伝え、遠く離れた日本にいても安心してもらえるよう努めれたかなと思います。

コータローやみずきちゃんも場に馴染んでくれて、言葉は伝わらなくても何やかんやと楽しい時間を過ごすことが出来ました。 が、楽しい食事の間もずっと私をモヤモヤさせていたもの、、そう!帰りのタクシー問題!タムちゃんに聞いても大丈夫!って言うけど、いまいち信じきる事が出来ない、、初日に遅刻ギリギリに来たり、ベトナムでご飯屋教えてねーって言ってたのに、いざ来たらお店知らないって言うし、集合場所教えてくれた住所はただの道だし、、心配だ、、ですが、さすがわコータロー!配車アプリでタクシーを予約できる事を発見しタクシーの予約をしてくれたのだ!ナイス!コータロー!

21時過ぎ、縁もたけなわではあるけど、無事に到着してくれたタクシーに乗り込みいざ空港へ! 23時前くらいに空港かなーって思ってたが帰りのタクシーは思いの外早く、22時過ぎには空港に到着。 3時間も前に空港に到着できた事にホッと安心したのも束の間、、空港の入口に大量の人がいる、、夜の10時ですよ⁈ 関空とかならガラッガラですよ⁈   入口には警備員みたいな人が立っていて空港に入る人をチェックしている。中に入れないのか、入らないのか?ベトナムの人が山のように居てる、、訳が分からないが、私とコータローがさっさと空港内に入ったものの、みずきちゃんとタムちゃんがなかなか入って来ない、、しかも空港の中も凄い人の数だ、、夜中1時のフライトなんて空港ガラガラやから余裕やろーなんて思っていたが、尋常じゃない人の数、、数分経ってようやくみずきちゃんとタムちゃんがやって来た。 どうやら、飛行機に搭乗する人以外は空港に立ち入れないらしい。外の大量の人は見送りに来ている人たちで、タムちゃんも見送りに来たと間違われ警備員に止められていたそうだ。

異国には異国のルールがあるのだなーと改めて実感させられながらも、我々の乗るVietJet航空のチェックインカウンターを見ると、うーーん、、これ、、どこまで列になってるの?、、ウェブでチェックインしてるから並ばなくてもいいんやろか?、、いや、荷物を預けなあかんし、これ並ばなあかんか?、、ちょっと異常なぐらいの人の量とまとまりの無さに戸惑いを隠せない私たち。とりあえず並ぶ組と情報聞く組の二手に分かれて動くものの、結局、何が正しいのか全然分からないので一先ず並んでおく事にした。 空港に到着したのは22時過ぎ、飛行機は1時20分。まぁ、さすがに大丈夫だろう。

並び始めて1時間、数メートルは進んだが、とんでもなく進みが遅い、、並んでいる間にもボーディングタイムになり、呼ばれては抜けていく人たち、フライト情報を見ると、22時〜1時の間に5便ぐらいフライトが入っいた! いや、そりゃあ、こうなるわな、、並び始めて2時間近くが経って、ようやく我々もチェックイン。 入国審査を終えてホッと一息ついた頃には私たちの乗る飛行機の搭乗案内が始まりました。 いや、タクシーが思いのほか早く着いたから良かったものの、2時間前到着とかしてたらガチで初日の悪夢再来でしたよ。

無事、ハノイを1時20分に飛び立ち、我々は7時過ぎに関空へと帰ってきました。 各々、旅の思い出を語る元気もなく家路につき、その日から営業開始だったので、私はさっと家に帰りシャワー浴びて店へ。 我ながら無茶してるなー、、なんて思ってたら、帰国して2日間、胃の調子が無茶苦茶悪くなったのは、まぁ、良い思い出の一つですかね。 他のメンバーはピンピンしてました笑

以上でベトナム旅行語りは終わりです。

いやー、長かった!笑

今回はバタバタ過ぎて現地の人たちとの交流がほぼ無かったので、次回はもう少し現地の人たちと語りたいなーと思います。 とにかくエネルギッシュな人たちが多く、良くも悪くも活気が凄かったです。 何でもかんでも日本と比べるのは良くないのですが、昔の日本はきっとこんな感じで、皆が真っ直ぐ自分の人生を見てたんじゃないかなー?って思いました。 今の日本人は人と比べてばっかじゃないですか。SNSで情報入るからでしょうけど、もちろんベトナムも皆スマホ持ってますし、同じ状況やと思います。 でも、人の目とか気にして生きてる感じは全くしなかったですねー。だから、幸せそうに見えました。 他人と比較なんかせずに自分の生きる道を真っ直ぐ見て生きてたら若い子も自殺なんかしーひんやろに、、って思うんですが、浅はかですかね、私の考え、、

ま、また来年もベトナム行くと思うので次は違う側面を見れたらなと思います。

では、長々とお付き合いありがとうございましたー😘